絵を描き始めた方に気をつけてほしいこと
最近歯医者にいっております。もっと早くいけばよかった..。
それは置いといて、今回はデッサンを描き始めた方向けに注意してほしいことを書いてみようと思います。
1.描く前に『考える』
初心者の方は、とにかくすぐ描こうとして鉛筆を走らせます。
その前に考えてほしいことがあります。
それは
モチーフの向きをどうするか
どのくらいの大きさで描くか
どこを一番強調したいか
余白は左右どちらを多くとるか
明暗はどのくらいつけるか
ということです。
要は絵を描く上での設計図を書くべきだと思います。
これがないと、描いたあとで構図が悪かったと気付いたり、全部を同じ強さで描いてしまったりと修正不可能な状態になってしまいます。
またモチーフを上手く描けたとしても、構図が悪ければ作品としての魅力はないも同然です。
それはもったいない..。面倒かもしれませんが描く前にぜひ考えてほしいです。
2.描きながら絶えず『確認する』
皆さん夢中で絵を描かれます。
一生懸命鉛筆を走らせるがゆえに徐々に形が狂ったり、大きな明暗のバランスが崩れたりしてもなかなか気づけないことが多いようです。
それを防ぐには、鉛筆を一回置いて少し離れたところから自分の作品を確認することがめちゃくちゃ大切です。
形はあっているか、余白のバランスはいいか、明暗は合っているかを確認することで「どうしたらここから良くなるか」を考えることにつながります。
人からのアドバイスよりも
『自分で気付いて、自分で考えて、自分で改善する』
ほうが数倍身につきます。
気付くためには冷静に自分の絵を確認しなくてはなりません。
最初は上手く描けないので、絵をじっくり眺めるのはいやかもしれませんが上手くなるためには避けて通れない道ではないかと思います。
3.『完成させる』
時間がきたから途中だけど終わりにする、上手く描けないから途中で止める。
自分もよくあります。
しかしこれ言い訳出来ちゃうんですよね。
「本当はもっと描けるけど時間だから」みたいな。(実体験)
これだと課題がみえてきません。
とにかく今出せる力を目一杯使って描かないと、なかなか上達しません。
厳しいことをいえば適当に何枚描いたとしてもまったく意味がないのです。
一枚一枚完成させることが重要です。
偉そうなこと書きましたが、自分も気をつけてないとすぐ手を抜いてしまいます。
気をつけねば。
しかし歯が痛い..。